内観の知識

内観ができない理由7選!内観で人生をもっと好転させよう!

この記事を読んでいるあなたは「内観をすると人生が好転する」などの話を聞いたことがあるかもしれません。

 

内観で重要なのは、

  • ネガティブな感情を見る
  • ジャッジせずにフラットにする

など非常にシンプルなことです。

 

ただ、シンプルこそが難しいのは何ごとも共通なのかもしれませんね。

今回の記事では内観できない理由について解説してみました。

 

そもそも内観ってなに?という方はこちらの記事もご覧ください。

内観とは?どんなやり方がある?1人で気軽にやる方法も解説! 

 

内観できない理由は?

 

心の感覚やニュアンスを無視している

内観ができない人は心の感覚やニュアンスを無視してしまいやすいです。

頭で考えること(思考)と心で感じること(感情、フィーリング、情動)は分けて考えます。

 

内観の思考で出てきやすいのはこんなことです。

  • 「常識的にこうしたほうがいいんだろうな」
  • 「こう思った方が良いんだろうな」
  • 「本当はこう思ったらいけないんだろうな」など

そのときに常識的になれない自分がダメな人間になった気がして”悲しい感情”はでてくるかもしれません。

ただ、それは社会の常識という他人を中心にしたもので、”自分の心が本当はどうしたいか?(自分軸)”とは別物のことがほとんど。

 

じんわりとくる感情やニュアンスは無視できてしまうくらいやわらかい感覚です。

無視して違和感を積み上げてしまうと人生の停滞感に陥りやすいです。

 

感情を見つめきっていない

内観では感情を深堀りすることが大切です。

いきなり解決策に思考が飛んだり、芋ずる式で嫌なことを思い出して心が乱されたりするのは感情を見つめていることではありません。

 

感情を見つめることから離れてしまったら再度しなおします。

 

認めたくないことがあるから

認めたくない事柄や感情があると向き合うのもしんどいですよね。

 

「認めてしまったら自分を保てなくなってしまう」「大変なことが起きてしまう」とも思うかもしれません。

そんなときは、「認めたくないことだと認めること」からはじめましょう。

 

「私は〇〇っていうことを認めたくないと思っているな」と受け止めていくところからです。

 

ネガティブな自分と向き合うのを怖がっている

ネガティブな自分と向き合うにも勇気がいりますよね。

だれしも誰もが嫌な過去や見たくない自分の弱みや欠点があります。

 

内観ではそんなブラックでダメダメで嫌なことを思っている自分を見ることになってしまいます。

そもそもネガティブな自分と向き合うこと自体は嫌なことなのです。

 

「内観すると人生良くなる」というと楽でキラキラしたことを想像する方もいますが、実際はネガティブな自分を認識するという泥臭いことからはじまります。

掃除だって汚い部分を認識して汚れを処理するからきれいでピカピカになるわけです。

 

乗り越えられていなかったことが乗り越えられるようになると、人生に停滞感から抜けていきます。

 

やってはいけないことをやっている

やってはいけないことはたとえばこんなことです。

  • 自己否定で終わる
  • 感情を生き埋めにする
  • 自分のことを受け入れない など

内観でやってはいけないこと3選!

 

これらは自信を失って逆効果になったり、ただ”自分いじめ”しているだけになってしまいます。

「やっぱり私はできない人間だ」と自己否定の結論で終わってしまうことも内観が苦しくなる人の特徴のひとつです。

 

そこからもう一歩、「なぜそう思っているのか」「それは本当に事実なのか」を踏み込んで考えていきましょう。

 

正解が外の世界にあると思っている

正解を他人に求めていると、自分で答えを出すことが苦手になっていきます。

自分を信じることができない人は正解を求めて安心を得たい傾向にあります。

 

仕事や何かを習得する場面などでは必要な場面では「正解」が存在することもあります。

しかし、人生には正解はないので、そこに正解を求めるとズレが生じてしまいます。

 

ジャッジしてフラットに考えられていない

判断が「良い」「悪い」の二択しかないと、常に「良い自分」でいなければならず、息苦しくなってしまったり、人生における選択肢が狭くなってしまいます。

ジャッジとは

「良い・悪い」の二択で「良い」を肯定して「悪い」を否定する考えのことです。

「これはいいけど、これはダメ、」などの誰しもが多少なりとも持っている考え方のクセです。

 

正義感が強い人や真面目な人はこのジャッジの頻度が高め。

人生において白か黒かできっちり分けられることは少なく、「グレー」が大半です。

 

真っ白以外を受け入れられないのは逆に偏った考え方です。

自分が偏りに縛られて生き辛くなってしまうのです。

 

少しの価値観のズレすら許されないストレスフルな状態を自分で作り上げています。

 

よくあるジャッジの例

  • こうなったらだめだ
  • 今のままではだめだ
  • これは良いけどこれはダメ など

どっちの道でもOKと心の底で思えた上での「何を選びたいか?」が大切です。

ジャッジが入ると判断が濁ってしまうこともあります。

ジャッジするってどういうこと?ジャッジしない自分になるにはどうする?スピリチュアルとのかかわりは?

 

何度もやることで効果が見えてくる

できない、と思っても何度もやることでできるようになります。

何ごとも練習です。

内観のメリット

  • スッキリする
  • 次の道が分かる
  • 自分の思考パターンが分かる
  • 自分のうまくいかなかった考え方のクセが見直せる
  • 見ないフリしていたことに焦点を当てて次のステップに進める など

筆者も自分と向き合う事がなかなかできずに苦労しましたが、今では内観のサイトを立ち上げて発信するくらいにはなれました。

 

内観に興味のある方はぜひ以下の記事も見てみてくださいね♪

内観とは?どんなやり方がある?1人で気軽にやる方法も解説! 

【内観マニアてよ流】内観のやり方

 

それでは今回は以上とします!

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