今回は現実創造について現実的・スピリチュアル的の両方の観点から書いています。
筆者は現実的・スピ的なものもどちらも好きで、どちらかに偏りすぎても人生が停滞するような気がしています。
スピに偏りすぎている人は現実的アプローチを、
現実的・正論に偏りすぎている人はスピ的アプローチを参考にしてみてください。
現実創造の現実的アプローチ
今までとは違うことをする
今までとは違うことをしてみるのも現実を変化させるには有効です。
今までと同じことをしただけでは、今までと同じ現実しか作れません。
- 新しい選択をする
- 新しいことにチャレンジする
- 新しい習慣をもつ
- 今やっていることをさらに深める
- 「知っていた」けど「やっていなかった」ことをやってみる など
今までとは違うことを試してみましょう。
全く新しいことにチャレンジしても良いですし、今やっていることをさらに深めてみるのも「今までとは違うこと」です。
筆者も本をたくさん読んでみる、興味のなかった神社に行ってみる、ブログを書いてみる、などの過去の些細な行動が現実を変えてくれたな、と思っています。
言葉を変える
普段発している言葉だけでなく、自分自身にかける言葉もとても大切です。
その言葉で自己洗脳をしてしまうのです。
うまくいく人はポジティブな言葉を他人や自分に使い、
うまくいかない人はネガティブな言葉を使います。
自分の心の中のつぶやきをセルフトークと言います。
⇒セルフトークとは?ポジティブなセルフトークへの変え方は?指示的セルフトークを使いこなしてなりたい自分になる!
あなたはあなた自身にどんな言葉をかけているでしょうか?
「自分はダメだ」「やっぱりうまくいかないな」「なにやってんだよ」などというネガティブな言葉をかけていませんか?
セルフトークにより自己イメージ・自己肯定感が形成され、行動や他人に対して投げかける言葉もかわります。
ネガティブなことを言う人は人を遠ざけてしまうので、自己イメージ・自己肯定感の低さが周りの人間関係をやりにくいものにしてしまいやすいのです。
ただし、思ってもいないことを無理やりに言うのはNG
⇒偽りは不幸の始まり?!エセポジティブを手放して本来の自分で軽やかに生きよう!
無理やりポジティブにしようとしたところで、心の奥では「こんなの嘘じゃないの?」とかざわついていることでしょう。
そのざわつきこそがまさにセルフトーク。
無理やり押し込めるのではなく、なぜそう思っているのかを深く内観していく必要があります。
⇒内観とは?どんなやり方がある?1人で気軽にやる方法も解説!
言葉というのは自分の内面の思考が反映されやすいので、次の項目も読んでみてくださいね。
内面を変える
人間だれしも考え方のクセはあります。
「思い込み」「固定概念」などはどうしても生まれてしまうので、それを取り払うことで現実を変えるヒントが見えてきます。
普段は自分が思い込みや固定概念をもっているとは気づかないものです。
環境を変えてもいつも同じような問題を抱えてしまう人は、そういう現実を自分で引き寄せています。
人は思い込みや固定概念のとおりになる行動を自然ととってしまうからです。
⇒「思い込み」とは?なぜ「思い込み」で人生がうまくいかないの?よくある思い込みとは?
自分を見つめることで潜在的に感じているものを顕在化してあげましょう。
思い込みに気付いただけで大きな進歩です。
その思い込みを手放せない理由には過去の悲しみや心の傷などもあるかもしれません。
消化させていくには感情を感じきることも有効な手段です。
⇒感情を感じきると手放せる!方法や注意点も解説!やってて苦しいときは要注意!
現実創造のスピリチュアル的アプローチ
いい気分でいる
今この瞬間に感じていることが創造されるとされています。
いい気分を感じていれば、またいい気分を感じられるような現実がやってきます。
自分の感じているものが非常に重要になるので、内面に気を配る必要があります。
望みを放つ
望む現実をイメージすることで世界(宇宙)に望みをオーダーすることができます。
オーダーのやり方は”すでに叶ったこととしてイメージすること”です。
「〇〇になりたい」は裏を返せば、”〇〇が叶っていない”という状況です。
イメージしたものがまた現実になるので、「○○になりたい」は叶わない現実をオーダーすることになってしまいます。
詳細にリアルにイメージすることが大切です。
望みが叶って感動していたり、嬉しさと感謝で涙が出てくるなど、感情の変化があるくらいにありありと感じられるとベスト。
「〇〇が叶いました!」とアファメーションなどで何度も自分に言い聞かせるとこが向いているタイプもいます。
豊かさを見つける
豊かさを見つければ、また豊かな現実がやってきます。
今の豊かさをおろそかにして、次なる豊かさを求めていませんか?
手に入れたときには喜んでいたけれど、時間がとともにあたりまえになって豊かであることを忘れてしまう、というのも人間の特徴といえばそうなのかもしれません。
電気が通っている、水道が使える、温かいお風呂に入れる、おいしいごはんが食べられる、など
どんな状況であれ些細なところにも豊かさはあります。
とはいえ、しんどい現実だとそれが見えなくなって、きれいごとに感じてしまうのも私自身も経験があります。
出来る範囲で豊かさを見つけていきましょう。
豊かさを受け取る許可をする
豊かさを受け取ることに許可はできていますか?
いくら「豊かさが欲しい」と望んでいたとしても、豊かさを受け取る器がないとそれを受け取ることを拒否してしまいます。
たとえ真っ当にビジネスなどでお金を受け取れる状況だったとしても、大きな金額は受け取るのもしんどいのです。
その責任の大きさ、自身のなさ、私なんかが受け取れない、、
などとお金を受け取るときに恐怖が沸き起こってきたりもします。
宝くじ当選者が破産した、みたいな話も、お金の器の小ささによるもの。
せっかくの当選金を無駄なものにつかってしまって、本当の意味で自分のお金として”受け取る許可”ができていないのです。
お金をまともにうけとれないから捨てるような使い方になっていまいます。
まずは日常の小さいところから。
- 小さなものを感謝とともに受け取る
- 人の好意を受け取る
- 人の褒め言葉を受け取る
- 些細なやってくれたことを受け取る など
遠慮して受け取っていなかったものはなかったか考えてみましょう。
潜在意識を味方につけよう!
スピリチュアルの「感じた世界が現実になる」という概念は脳の潜在意識の特性と通ずる部分があります。
自分がリアルに感じることができるものに関しては潜在意識にそれがインプットされるます。
自然と日常のなかでインプットした内容を見つけてくる働きがあります。
潜在意識は想像と現実が区別できないのでリアルに想像したものを「これが私だ」と良くも悪くも勘違いするのです。
脳の潜在意識は以下のものを区別できません。
潜在意識が区別できないもの
- 想像と現実
- 自分と他人(主語の区別)
- 過去・現在・未来(時間の概念)
喜びがインプットされていれば、喜びを感じる出来事をまた日常で見つけやすくなり、
不安がインプットされていれば、再度不安を感じる出来事を見つけやすくなります。
それが、「潜在意識」の特徴です。
⇒潜在意識を書き換えるやり方や注意点は?潜在意識を変えるアイデアも♪思い込みを書き換えよう♪
習慣化するための目安
1回やって終わり、という魔法のなにかがあるわけではありません。
カウンセリングやセッションで大きな気づき・学びや体験があって変わるものもあります。
ただ、一時的に変わってもあとからもとに戻ってしまうことも多いため、
現実を変えたければその学びを現実世界で習慣化していかなければなりません。
習慣になる期間の目安はこんなことが言われています
習慣化のための期間
・行動習慣 約1か月
(勉強、日記、読書など)
・身体リズムの習慣 約3カ月
(運動、早寝早起き、禁酒、禁煙など)
・思考習慣 約6か月
(ポジティブ思考、論理的思考、考え方を変えるなど)
現実が変わらないメリットもある
変わらないことにもメリットはあります。
無意識でそのメリットの方を優先させている場合は、「変わりたいのに変われない」という風にブレーキとアクセルを同時に踏んでいるような状態です。
そのような状態は自分の中で葛藤だけ起きて精神的に疲れてエネルギーをとられてしまいます。
”現実が変わらないことにもメリットがないか?”
を考えてみる必要があります。
たとえば、こんな現実が変わらないメリットがあります。
- 行動しなくていい
- 人の目が気になるから変わらない方が安心
- 変化するのが怖いから現状維持の方が落ち着く
- 環境・人間関係が変わるのが怖い
- 周りの人とうまくやっていけなくなりそうで怖い
- 自分が変化に対応できない気がして怖い など
今の現状にスリルを求めている場合もある
変わらないメリットの1つとして、今の現状にドキドキ・スリルなどの刺激を求めていることもあります。
お金の例でいえば、
「足りない!どうしよう!」というところから、
「ギリギリでなんとかなった!セーフ!!」
というジェットコースターのようなスリルと”どうにかできた!”という達成感をお金に困る事で味わっていることがあります。
(他のジャンルでもあるでしょう)
こういう人の本当の望みは、
- 自己効力感味わいたい
- 自分の力を感じたい
というところだったりします。
(筆者も図星なところです。)
嫌といいつつも自分の力を感じることができるギリギリの生活をむしろ楽しんでいるとも言えます。
筆者も”安心安全な生活になったことをイメージ”しても逆にどうすればいいか分からない感覚になっていました。
でも、このジェットコースターは疲れるし、抜け出したいとも思っていて、心のブレーキとアクセルを同時に踏んで気持ちだけ焦りやしんどさを抱えていました。
過去の私と同じ人はぜひ「今の現状にメリットがあるとするなら?」を考えてみてくださいね。
自分と向き合って内観することで少しずつ現実を変えることができますよ。
⇒内観とは?どんなやり方がある?1人で気軽にやる方法も解説!
それでは今回は以上とします!