内面を整えるとは?
”内面を整える”とは、ポジティブでもネガティブでもなく「無」のフラットな感情にすることです。
ほかにもこんな表現をされることがあります。
- 執着を無くす
- モヤモヤ・不安・ざわつきを無くす
- 違和感を無くす
- 心をフラットにする
自分の内面が周りの状況を投影しています。
内面にある感情が周りからそれを拾うようにできているのです。
心が安心と喜びにあふれていれば安心と喜びを感じる現実が、
不安や怖れであふれていれば不安と怖れを感じる現実が目にとまるようになります。
ネガティブな感情から一足飛びでポジティブな感情になることは難しいため、はじめに「無」「フラット」の状態になることが必要です。
(スピリチュアルをご存じの方はエイブラハムの感情の22段階などでも段階的になっていましたよね)
感覚は人によっても違う
落ちついた感覚、リラックスした状態、無心、冷静、軽やかになった、など
人によっても感覚は違うため、さまざまな表現があります。
自分が「整った」と思う感覚が大切です。
整わないデメリット
内面が整わないままに行動すると、「整わない物事」が目につくようになります。
自然と整わない、望まない現実になるような行動を自然ととってしまいます。
自分が感じていることを現実にそのまま反映させてしまうのです。
分かりやすいところでいえば、
私は女性として魅力がない、と思っていれば、魅力がない私を好きでいてくれる人はいない、と男性を避けたり、
悪い男性に声をかけられたときには「この人以外は私を好きになってもらえないかもしれない」とダメ男と呼ばれる人から離れられなくなって、ひどい振られ方をしたりします。
そして、また「私は女性として魅力がない」と感じる現実にしてしまいます。
これが、お金・仕事・人間関係などあらゆることに発動します。
「お金がないから不安」という心のざわつきや執着心から行動すると、甘い話に引っかかり、さらにそうなってしまう現実を自分で選んでしまうのです。
”無意識”に選んでしまうのが怖いところなので、
ポジティブとはいかなくても、「無」「フラット」な状態が必要です。
(ポジティブは人によって合う・合わないがあります)
整える方法
内観する
心がざわついたり、ネガティブな感情になったときは見ないフリをせずに認識してあげることが大切です。
内観とは言葉のとおり「内を観る」こと。
心の違和感は見つけてあげないと消化できません。
消化できていない感情はまたそのような現実を作ってしまうのです。
「なぜそう感じているのか?」を考え、ときには感情を感じきって消化させていくことが大切です。
⇒感情を感じきると手放せる!方法や注意点も解説!やってて苦しいときは要注意!
好きな時間を持つ
趣味、ティータイム・コーヒータイム、など自分が心地よいと感じる好きな時間を持つことで気持ちを落ち着けます。
焦りやざわつきなどのネガティブな感情からホッとする感情に切り替えていきます。
身体を動かす
ストレッチ・マッサージ、ジョギング、散歩、ヨガなどの体を動かすことで、ストレス解消とともに気持ちを切り替えることもできます。
身体を動かす方に意識が向くことでネガティブなことを頭の中から追い払いやすいです。
自分を大切にする
自分を大切にすることで心を整えるもできます。
⇒自愛とは?どんな効果がある?潜在意識も整えて引き寄せの効果もUPしよう!
自分にかけてあげる言葉を変えたり、自分にやさしくして大切にしてあげることで、心がホッとできます。
自分に厳しく接している人は案外多いもの。
大切に扱ってあげることで自分のセルフイメージ(自分が自分に対して思っているイメージ)も変わって、自己肯定感・自己価値感などもあがってきます。
ポジティブになる必要はない!必要なのは「無」「フラット」
「ポジティブは良いもの」というイメージがある方も少なくありません。
そりゃポジティブになれれば良いのですが、ネガティブを押さえつけてポジティブになろうとするのも逆効果です。
⇒偽りは不幸の始まり?!エセポジティブを手放して本来の自分で軽やかに生きよう!
”自然と”ポジティブになれそうなときはなればいいのです。
ポジティブな出来事を見たいから、ポジティブにならなきゃ!と思うこともありません。
フラットな気持ちで安心・平穏や日常の有難さなどのじんわりくるものを感じましょう。
ドキドキ・ポジティブよりも刺激としては弱いかもしれません。
刺激の強いポジティブは、その刺激から覚めたときに下がりやすいもの。
(お酒でテンション爆上がりしたら次の日二日酔い、という感じ。)
ゆっくりお茶でも飲みながら日常の平穏をかみしめることが重要です。
それが望む現実を引き寄せる体質作りになっていきます。