内観の知識

「自分と向き合う」とはどういうこと?方法は?向き合いたくないときはどうする?

悩みの解決法によく「自分と向き合う」などの方法が出てきたりしますよね。

今回の記事では具体的にどんなことをすれば良いのか?について書いてみました。

 

筆者も昔は自分と向き合うのが苦手だったので、同じような人の参考になれば幸いです。

 

自分に向き合うとは

自分に向き合うとは、自分の気持ちに耳をかたむけることです。

そして自分の本心を知っていきます。

 

あたりまえのように思えますが、日常生活では人の目や世間体などを気にして、本心に蓋をすることもあります。

  • 本心はワガママなんじゃないか?と自己否定してしまう
  • 本心を認識すると現実に耐えられない気がしてしまう、など

本心が分からない方が社会生活を送りやすい場面もあります。

 

「社会生活(仕事など)の充実」と「人生の充実」は必ずしもイコールになりません。

本心を見ないままでいると心のズレで苦しみが生まれやすいのです。

仮に表面上はうまくいっていても実は苦しい、なんてこともあります。

 

「本当はどうしたいか」「本心ではどう思っているのか」を自分の心に聞いてあげましょう。

 

自分と向き合う方法

自分と向き合う方法についていくつかご紹介します。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は静かに座って呼吸に意識を集中する瞑想法です。

頭に浮かんだ思考の良い悪いを判断せず、「私は今そう思っている、感じているんだ」とありのままの自分を受け入れます。

 

「今、この瞬間の気持ち」「今ある体の状態」をありのままに受け入れるのがマインドフルネスの状態です。

 

ノートに書く

ノートに自分の気持ち吐き出すだけでもOK!

とにかく自分の感じていること思いなどを書きなぐっていくだけでも良いのです。

「自分はこんなこと思っているんだ」ということを自覚してあげましょう。

 

自分の内側を見つめることを内観ともいいます。

内観とは?どんなやり方がある?1人で気軽にやる方法も解説! 

 

「どんな感じで内側を見つめればいいの?」という詳しい手順はこちらで解説しています。

【内観マニアてよ流】内観のやり方

 

誰かに聞いてもらう

この誰かに聞いてもらう方法はアドバイスをもらうことではありません。

人によっては善意でアドバイスをくれることもありますが、それでは「自分の内側の声を聴く」からは離れてしまいますよね。

 

アドバイスではなくだだ聞いてもらえるような人に話を来てもらうのが良いでしょう。

 

コーチングを受ける

コーチングとは質問によって自分を深めたり新しい視点や気づきを得て前に進んでいく方法です。

スポーツやビジネスなどさまざまな場面で用いられています。

 

質問に答えるときに自分の内面や人生と向き合うことができます。

このコーチングを自分でやるセルフコーチングなどもあります。

 

筆者もコーチングを意識して内観を発信していますので、興味ある方はぜひご覧ください♪

【内観マニアてよ流】内観のやり方

 

自分と向き合いたくないとき

こんな人は自分と向き合うのが怖いと感じやすいです。

  • 今までの環境的に自分を押し殺さないと生きていけなかった
  • 向き合うのが辛すぎて向き合いたくない
  • 嫌な自分を見るのが嫌
  • ダメな自分を見つけるのが嫌
  • ワガママなんじゃないかと自分を罰してしまう
  • 自己否定してしまって苦しい
  • 精神的にも身体的にも疲れている など

今一時的に辛くて向き合いたくない人、これまでの環境的に自分と向き合うことが難しかった人もいます。

 

無理に向き合っても余計にしんどくなるときもあります。

その際は十分に休むことがおすすめです。

 

また、あとから振り返って向き合うためにも自分の状況や感情だけメモをするのもありですよ。

 

しんどいときは「休む」から

自分と向き合うにも心の体力が必要です。

しんどいと思ったときは休んでください。

 

今すでに「このままの自分ではいけない」と自分を責めて罰して疲弊しているなかで、またさらに何かしようとしても余計に疲れてしまいかねません。

フルマラソンの直後にまたフルマラソンするようなものですね。

 

また、1度向き合ったからといって、いきなり別人のように変わるものではありません。

ストレッチやダイエットなどと一緒で、1回1回の行動は意味ないように思えても、継続していくと効果がでるようなイメージですね。

 

もちろん、思い込みを見つけて1回でバチーン!と腹落ちして変わる人もいるので、回数にこだわりをもちすぎないようにしましょう。

早く変わりたくて焦ってやるのも、逆に自分を追い込んで自分いじめすることにもなりかねません。

 

ダメな自分に苦しむのは人間の性質!向き合うことで人生が進んでいく!

こんな私はダメ、と自己否定したくなることもあります。

ネガティブな部分に目を向けてしまうのは人間の性質です。

 

あなたがダメとかでなく、おなかがすいたり、トイレに行きたくなったりくらい当然のこと。

「トイレに行きたくなっちゃった、なんて私はダメなんだ」なんて思いませんよね。

 

自己否定したくなったら、人間の本能が出ちゃっているな、とフラットな感覚で良いんですよね。

(とはいえ私もつい自己否定しちゃうときあるんですけどね、、)

 

自己否定で自己洗脳していると、そのような行動を自然にとってしまうんです。

人間には潜在的に自分が思っている通りの行動を自然ととってしまう特徴があります。

潜在意識を書き換えるやり方や注意点は?潜在意識を変えるアイデアも♪思い込みを書き換えよう♪ 

 

  • 「お金がない」と思っていればお金がないを加速させる行動をとってしまう
  • 「恋愛がうまくいかない」と思っていればそれを加速される行動をとってしまう

 

「私はダメだ」と思っていればそれを加速させる行動をとります。

(わざわざ今までの失敗や後悔を思い出したりね)

 

「私はダメだ」も「私は素敵だ」もどちらも思い込みです。

だけど、生きづらさは雲泥の差。

 

思い込みはだれしももっているものなので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね♪

「思い込み」とは?なぜ「思い込み」で人生がうまくいかないの?よくある思い込みとは?

 

それでは今回は以上とします♪

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