潜在意識とは普段は認識できていない意識のことです。
無意識ともいわれおり、感情・感覚・直観・記憶・本能なども含まれます。
逆に認識できている意識のことを顕在意識といいます。
人間の脳は潜在意識に95%以上を占めています。
潜在意識によって行動のほとんどを決めていて、潜在意識で思っている通りの行動を自然ととってしまう特徴があります。
(「お金がない」と思っていればお金がないを加速させる行動、
「恋愛がうまくいかない」と思っていればそれを加速される行動を自然ととります)
潜在意識によっては人生がうまくいかなかったり、生き辛い原因となってしまいます。
また、潜在意識を攻略するには以下の特徴もおさえておきましょう。
潜在意識の特徴
- 変化が嫌い
- 否定形を理解できない
- 繰り返しに弱い
今回はどのように潜在意識の思い込みを変えていけばいいのか?について解説していきます。
【基本】潜在意識の思い込みを書き換える手順
手順①まずは思い込みに気づく
自分の潜在意識にある思い込みに気付いた方が加速します。
「思い込み」はだれしも持っているものです。
「うまくいかない思い込み」があるのと自然とうまくいかない行動をしてしまいます。
⇒「思い込み」とは?なぜ「思い込み」で人生がうまくいかないの?よくある思い込みとは?
ここでは”「事実」とは違うのに、「思い込み」を持ってしまっていた!”
と腹落ちすることが大事です。
腹落ちしていないのに次のステップに進んでも、うまくいかないことが多いです。
表面だけ変えようとして自分を偽っている感じでしんどかったりもします。
また、過去に感じた感情を消化できずに潜在意識が変わりにくいこともあります。
そんなときはこちらの記事もご覧あれ。
⇒感情を感じきると手放せる!方法や注意点も解説!やってて苦しいときは要注意!
手順②どんな潜在意識にしたいか考える
そして、「どんな潜在意識にしたいか?」「あり方がどうなったら最高か?」を考えてみましょう。
上記の思い込みが完全に手放せないとしても、望む潜在意識を考えます。
ここでは自分が幸せになるような「思い込み」を採用します。
「私はだめだ」も「私は常にうまくいく」もどちらも思い込みです。
どちらを選んで良いですが、多くの方は後者の方が幸せになれると思います。
手順③イメージする
潜在意識が変わったあとの最高の自分をイメージします。
その思いこみが変わった状態のあなたはどんな感じで過ごしているでしょうか?
心の底からなりきって、感情が動くくらいだととても良いです。
- 幸せすぎて涙が出てくる
- 嬉しくて自然と笑みがこぼれる など
人によってはこのイメージングを繰り返すだけで変わっていくこともあります。
イメージするときは視覚、聴覚、触覚などの五感を使うとより潜在意識に入りやすいです。
たとえば、海辺のコテージでコーヒータイムをするイメージなら、
- 理想のコテージの画像を探してみる
- 波の音をYOUYUBEで流す
- その時に飲みたいコーヒーを入れて飲んでみる
などができそうです。
手順④繰り返し
手順③のイメージを何度も繰り返します。
脳は繰り返しに弱いのです。
なんども繰り返すことで、「これは大事な情報に違いない!」と認識して、やがては潜在意識も変わっていきます。
毎日できればベストですが、気づいたときにやっていきましょう。
手順⑤少しの行動を取り入れる
潜在意識が変わった理想の自分ならどんな行動をとっているでしょうか?
理想の自分がしているであろう行動も取り入れていきます。
筆者の個人的には大きい行動は△かな、と思っています。
大きい行動はうまくいけば潜在意識はとても大きく変わりやすいです。
しかし、イレギュラーがあった場合に対応ができないことがあり、それが失敗体験として記憶に残ってしまうことも。
自信を失うことにもなりかねないので、少々ギャンブル的な要素もあると感じてしまいます。
(経験できて良かった!と思えそうなら別です)
小さい行動であれば行動後のイレギュラーでも対応しやすいです。
ダメージが少ないので、行動慣れしていないうちはこちらがおすすめ。
「今まで思い込みと違う行動をしても大丈夫だった!」という体験が潜在意識の書き換えをより後押ししてくれます。
口癖や習慣を変えていくのもファーストステップとしてありですね。
*注意点*
腹の底の声が叶う
「こう思おう!」と思っていても、
腹の底で「でも、こんなので叶うはずないよ(疑)」と思っていたら後者が反映されてしまいます。
腹の底の意見が強いんですよね。
一気にやろうと思わずに、まずは叶うと思う範囲内、イメージできる範囲内がおすすめです。
【例】
月収1000万円になる⇒無理かも、、、
今より月収1万円増やす⇒できそう!
また、「変わりたい!」と思っても、「変わるのは怖い」と思っているとこれも後者が優先されます。
できそうな範囲で少しずつステップアップする方が初心者向けですね。
(筆者もまだまだ初心者コースです)
「こうなったらいいなぁ」はNG
イメージするときの願い方は叶った後の状況を想像します。
その状況に”なりきって””浸りきる”をやります。
「〇〇したいなぁ」「〇〇できたらいいなぁ」では△のことがあります。
「〇〇したい」の状況は”叶っていない”という状態です。
叶っていないから「〇〇したい」と思うわけで、”なりきって”というところからはずれています。
今の自分が理想に思いをはせるのではなく、すでになった自分がその状況を楽しんでいるイメージにどっぷりと浸かりきりましょう。
”在り方”を想像するのもありですね。
願望実現の理想の書しに完了形がいいといわれているのも同じ理由です。
完了形で思えない場合は、現在進行形(~している)で慣れても良いでしょう。
- 金運アップしている
- 夢に近づいている など
最終的には完了形で想像できるとGOOD!
否定形(~でない)はNG
「不安がない」「これは嫌だから、それ以外」という願いのイメージの仕方はNG
これも「潜在意識は否定形を理解できない」という特性によるものです。
たとえば、”お金の不安がない状況”はお金の不安にフォーカスを当ててしまいやすいので、お金の不安がある状況を潜在意識にいれてしまうことになります。
実際にイメージするなら、否定形(~でない)を避けるこのようなイメージにします。
- 安心感に包まれている
- 好きなものを食べたり買ったりできて幸せ
- 愛に満ち溢れた生活 など
【テクニック】潜在意識を変えるアイデア
ビジョンボードも効果的!
ビジョンボードとは叶えたい夢のイメージのイラストや写真を使って作成するものです。
夢を可視化し、目に入る場所において何度も見ることで潜在意識が変化します。
無意識のうちにビジョンボードと現実を照らし合わせて行動するようになるので、願いが叶いやすくなります。
願い事を15回書くだけ!断言法
願い事を書くだけで潜在意識が変わって願いが叶う方法もあります。
断言法は1日に15回願いを書くだけです。
基本ルールは以下2つ。
- 視覚化できる特定の目標にする
- 1日1回、願いを「○○になった」と断言する形で15回続けて書くこと
叶うかどうかは半信半疑でも構わない、というのがこの断言法の面白いところです。
ほかにも以下のポイントがあります。
- 基本は手書きだが、入力する形でも良い
- 手段を限定しない
「手段を限定しない」というのは、たとえばお金なら「宝くじが当たる」などと限定しないということ。
可能性が狭めないようにこのような書き方が良いようです。
ノートで潜在意識にアクセス!
頭の中にあるものをすべて紙に書きだしていくことで潜在意識にアクセスすることもできます。
内側に目を向けることで潜在意識と向き合うことができます。
「ブレインダンプ法」というので気になる方はこちらの記事もどうぞ。
⇒人生をより良くするブレインダンプ法とは?やり方や効果も解説!潜在意識にもアプローチ!
他にも潜在意識を変化させるテクニック的な手法をこちらの記事でまとめてみました。
⇒潜在意識に働きかける具体的な方法10選!自分に合う方法で理想の自分に近づこう!
まずは思い込みに気付こう
思い込みに気付くことで潜在意識の書き換えを加速させます。
”なぜその思い込みをもってしまったか?”なども自分に聞いてみましょう。
思い込みやその原因が”事実とは違う認識だった”と気づくことで、今の潜在意識を手放すきっかけになります。
⇒「思い込み」とは?なぜ「思い込み」で人生がうまくいかないの?よくある思い込みとは?
思い込み・当時の感情が残ったまま潜在的なブレーキにもなりやすいです。
心の膿を取り払って潜在意識を書き換えてみてくださいね♪
潜在意識が変わると、脳の”RAS”という機能が働いて日常の中で望む方向への情報を集めてくれます。
それにより夢や目標が叶いやすくなりますよ♪
それでは今回は以上とします¥