あなたは自分自身のことを深く理解していますか?
人間関係では出会いや別れがありますが、自分自身とは決して離れることはできません。
自分を理解することでたくさんのメリットがあります。
たとえばこんなことは明確になっているでしょうか?
自己理解の例
- 自分の才能
- 自分の価値観
- 自分の好き・嫌い
- 自分の得意・不得意
- 思い込み・固定概念 など
これらはあなたの人生を作っていく素材となっているものです。
「自分には良い素材がない、だから人生うまくいかないんじゃないか」
と思ってしまう場合も安心してください。
その素材はあなたが認めていない(認めたくない)だけで誰しもあります。
筆者も自分がよく分からなかった人間の1人でしたが、
今ではこうやって発信して毎月多くの人に情報を届けられるくらいにはなることができました。
今回は、
- 自分を知ることのメリット
- どうやって自分を知るか?
を解説していきます。
自分を知ることのメリット9選
自分の良さを知って前向きになれる
自分を知る、ということは自分の良さも知っていることです。
欠点ばかり目についてしまう人は自信をなくしてしまいやすいです。
自分の良さを知る事で前向きになることができます。
選択肢が増える
自分をよく知ることで人生の選択肢を多く持つことができます。
逆に自分を知らないと目の前の選択肢に気付くことができません。
自分の可能性をつぶさないようにするためにも自分を知ることは大切です。
苦手を知ることで対策できる
自分が苦手な部分を知っていることで事前に対策がとれます。
問題に対処しやすくなるのでスムーズに物事を進めることができます。
客観的に自分を受け入れられる
客観的に自分を受け止めるには自分のことを知らないとできませんよね。
俯瞰して考えられるので目標達成もしやすくなります。
ありのままの自分を受容できる、というのは自己肯定感の要になる部分です。
自己肯定感が低い人はまずは自己受容から。
「自己受容⇒自己肯定」のステップがあるので、
自己肯定感が低い人は「自分ってこういう人間なんだな」と受け止めてみるところから始めてみましょう。
その際に自己否定してしまうのはNGです。
善し悪しをジャッジせずに受け止めます。
⇒ジャッジするってどういうこと?ジャッジしない自分になるにはどうする?スピリチュアルとのかかわりは?
行動力が上がる
「どうなりたいか」の自分の本音が明確であれば、そのための努力するモチベーションもでてきます。
あくまで本音が大事なので、親や上司などから無理やり言わされた「建前の目標」では意味がありません。
本音や自分の特性が明確だと、そのために自分のどんな特性をどう使うかを自然と考えて行動できるようになります。
また、行動できると目標は現実と地続きだと思えるので行動が楽しくなります。
自分の活かし方を知って目標達成しやすくなる
考え方や行動パターンなどが分かることで自分の傾向をもとに目標達成をスムーズに進めることができます。
- 「こういうときはうまくいきにくい」
- 「私はこういうことは得意だからもっとやってみよう」
- 「今の自分は焦っていて客観的になれていない」
- 「自分の特性にはこの努力が合っている」
- 「自分はこういうミスをしやすいから対策しよう」 など
自分の能力・スキルも伸ばしやすくなります。
人間関係の問題が少なくなる
人間関係で自己犠牲的に無理をしたり、環境を変えてもいつも同じような人間関係の悩みを抱えていることはありませんか?
もしかすると自分の思い込みや考え方のクセが原因かもしれません。
クセを理解していれば人間関係の問題に対処しやすくなったり、
そもそも問題を寄せ付けない考え方に切り替えていくこともできます。
他人に自分を知ってもらいやすい
自分を知らないと、他人に対しても自分のことを表現できません。
考え・気持ち・行動などを理解することで他者にも伝えやすくなります。
自分も相手も心地の良い円滑なコミュニケーションとりやすくなるのです。
大事なことだけに集中して人生が充実する
人生の中で大切にしたいこと、充実感が得られることなどは明確ですか?
大切なことにフォーカスすることでさらに充実した人生にすることができます。
大切にしたいことが見つからない場合は、以下のような嫌なことを少しずつ手放すことから始めてみましょう。
- 嫌々参加していた会
- 付き合いでやっていたこと
- 我慢してやっていること
- 自分を苦しめる思い込み など
手放せるようになると楽に生きられるようにもなります。
どうやって自分を知る?
性格診断ツールを使ってみる
MTBI診断など無料の診断テストもあります。
そこから自分の特性・強みなども知ることができますよ。
人に聞く
「私の強みはなんだと思う?」「私ってどんな人?」などを人に聞いてみる方法もあります。
いきなりだと気恥ずかしさがあるかもしれませんが意外と教えてくれる人も多いです。
もちろん聞く人は選びましょう。
友好的で嫌なことを言わない人にしましょうね。
友好的でない人が真面目に答えてくれる可能性は低いですから。。。
マインドフルネスでいる
マインドフルネスとは感情や五感を味わって「今、ここ」に集中することです。
「今、この瞬間」に集中するのは意外と難しいんですよね。
一瞬はできたとしても、慣れていないと「お腹へったな」「そういえば洗濯物やらないと」「明日のあの仕事はどう進めようかな」など意識がそれてしまいやすい、、、
やってみるといかに自分が「今」に集中できていないかが分かります。
今の自分の気持ちや五感をスルーしてしまうことは自分を見失う原因になりやすいですよ。
思ったことや感じたことを紙に書き出して観察する
思ったこと・感じたことを全部紙に書き出してみましょう。
ブレインダンプやジャーナリングなどとも言われています。
善悪などの判断なしにただ書いていくことで、瞑想効果もあるとされていますよ。
⇒人生をより良くするブレインダンプ法とは?やり方や効果も解説!潜在意識にもアプローチ!
自分の思い込みを見つける
だれしも少なからず思い込みや固定概念を持っています。
「こうするべき」「こうせねばならない」と思っているもののほとんどは”思い込み”です。
⇒「思い込み」とは?なぜ「思い込み」で人生がうまくいかないの?よくある思い込みとは?
思い込みの見つけ方としてはモヤモヤしたことの「事実」と「解釈」に分ける方法があります。
⇒【意外とできていない人多し】「事実」と「解釈」を分けることは人生の明暗も分ける
「解釈」の部分があなたの思い込みです。
自分にいろんな質問をしてみる
自分にいろんな質問をすることで自己理解を深めていきます。
自己理解の例
- 自分の才能・強み
- 自分の価値観
- 自分の好き・嫌い
- 自分の得意・不得意
- 思い込み・固定概念
- どうなっていきたいか など
これらはあなたの人生を作っていく素材となるものです。
「自分には良い素材がない」と思ってしまったとしても、
あなたが認めていない(認めたくない)素材を認めて活かしたり、
今までの活かし方を変えたりすることで理想の未来に近づいていくことができます。
また、短所は長所の裏返しです。
「自分って短所ばかりだな」と思ってしまうときは「長所も多い」ということなのでお忘れなく。
自分と向き合う内観を使いこなそう
自分の内面を見つめることを内観といいます。
上記でご紹介した
- ブレインダンプ
- ジャーナリング
- 思い込みを見つけること
- 自分にいろんな質問をしてみること
も内観の一環です。
いろんな経験をするたびに自分が感じることは変わっていきます。
目標に挑戦する際にもいろんな壁が出てきて、自分を向き合って成長していくことになります。
人間は心がある以上、人生と内観とは切っても切り離せない関係です。
- 自分の気持ちにうすうす気づいているけれどそれを無視してしまう
- 本音を知るのが怖くて内観できない
- 今まで向き合ったことが少なくてどう向き合えばいいか分からない
こんな方は意識的に内観する機会を作ってみてくださいね。
内観もやればやるほどできるようになります。
ぼんやり思っていることでも「言語化」することも内観では大切なことです。
言葉で明確になることでさらに自己理解を深めることができますよ。
⇒内観とは?どんなやり方がある?1人で気軽にやる方法も解説!
それでは今回は以上とします!